第2回環境保全技術講座開催のご案内

 

インドネシアでは、近年の経済発展に伴ってスマトラの原生林の開発が進んでおり、1985年1200kmあった自然林が2007年までに半減しました。最近の急激な開発圧力に対して、持続可能な森林管理は重要な課題になっています。また、熱帯泥炭湿地林の開発による泥炭の酸化を原因とする森林火災は当地の大きな環境問題となっております。このため新たな泥炭地開発が禁止されました。これらは地下水位の低下による炭素の放出量上昇との関連が指摘されています。演者には中央カリマンタンの泥炭地における研究成果をまとめた成書(下記)の概要を解説いただくとともに,泥炭地からのCO2の排出量の把握に関する最新の研究についてもお話いただきます。

参考テキスト:大崎満「ボルネオ 燃える大地から水の森へ」大崎満・岩熊敏夫編 岩波書店

 

なお、当協会では宇部市と共催で2月12日~26日にJICA草の根技術協力事業の「インドネシアブンカリス県における環境改善協力」研修を開始することにしております。本講演はこの研修テーマに関連したもので、研修に先立ってお話いただきます。

現在、環境改善に従事されておられる方々のみならず、市民の皆様にも有益なお話となるものと期待しております。

多数のご参加をお待ちしております。

 

 

日 時:2月4日(月)14:00~15:40

場 所:宇部市文化会館 2階 第一研修室

主 催:宇部環境国際協力協会

共 催:宇部市

 

参加費:無 料

 

演題:カリマンタン(インドネシア)泥炭湿地の環境保全(質疑含み90)

講師:山本 浩一 氏

   山口大学大学院理工学研究科 准教授 博士(工学)

 

宇部環境国際協力協会 UBE-IECA